英会話スクールと資格
就職難の現代は、「資格があるほうが就職に有利」と考えて、様々な資格取得を考える人がいます。
大学生の間は、比較的時間がありますので、それまで受験勉強に向けていたエネルギーを、資格取得に向け始める人がいるのです。英会話スクールの中には「TOEIC得点アップ」などのコースを設けて、資格試験の場面で有利とうたっているスクールもあります。英語関係の資格にはTOEIC、TOFLE、英検などがあります。
しかし、「どんな英会話スクールでも、必ずTOIEC得点がアップする」という甘い世界ではありません。
また、試験で良い点数を取ることができるようになるためには「英会話スクールに数ヶ月から半年は通い続けなければならない」というのが現実です。
高校入試や大学入試のような、どちらかというと短距離走者のような能力ではなく、成果が見えづらくても走り続けることのできる長距離走者のような能力が必要となります。
試験合格にいたるまでの、「続ける」という努力ができない人も中にはいます。
英会話スクールに全部お任せするつもりではなく「自分で努力する」ということが大切です。英会話スクールで「TOEIC得点アップ」が実現できるかどうかは、英会話スクールのカリキュラムの影響もありますが、「地道な努力を続けることができたかどうか?」という点が大きいこと、これを自覚しておきましょう。また、資格を取ることはゴールではなく、それまでの努力や資格を取ったという事実を、今後どう活かしていくか、ということが大切です。むやみに資格を取ることを考えるのではなく「自分はどういう人間になりたいのか?」を考えましょう。
英会話スクールに通うなら
英会話スクールに通うなら、「自分にあった英会話スクール」を選ぶことが必要です。せっかく高い授業料を払うのですから、自分の英会話能力を伸ばしてくれるスクールを選びましょう。
「大手だから安心」、「小規模だから不安」といった先入観は捨てて、自分の英会話の力を伸ばしてくれるスクールを見つけることが大切です。
また、「TOEIC得点力アップのためのコース」や「海外旅行で役立つ英会話」など、目的別のコースを設定している英会話スクールでは、当然ですが目的に合ったコースを選びましょう。
英会話スクールに通うことになると、そこまでの交通費や教材代などもかかるようになりますし、英語に関する試験を受けたいなら、そのための教材など必要となってきます。お金が続くかどうかということも、英会話が続けられるかどうか、ということに深く関連してきます。
英会話スクールの中には、資格試験用の教材なども受講料に含めて提供しているところがありますので、検討の対象としてもよいでしょう。
英会話スクールの中には「英語を教える」という目的が二の次になり、ともかく「新規の入学生を迎え入れて、経営を発展させていく」ということが第一目標になってしまっているスクールもあるのかもしれません。ただ、英会話スクールを「選ぶ側」が上手に選ぶ目を持ってさえいれば、自分に合う英会話スクールは必ず見つかります。
英会話を続けるためには、英会話スクールにこれから長い間通い続けることができるか、といった物理的な問題もけっこう重要になります。自分の英会話レベルに合ったスクールやコースを選び「英会話を続ける」ということを大事に考えましょう。
英会話スクールを続けるために
英会話スクールをやめたくなったとき、自分はどうするか、ということを考えておくことが、英会話スクールを続けることができるコツです。矛盾するようですが、とても大切なことです。
英会話スクールの中には、例えば、「学費2年分を前払い」という形にして、続かないことは受講生の側の問題とするスクールもあります。学費を前払いしているから、なんとしてでも続けようという意欲がわく、という面もあるのですが、引越しや転勤などにより、どうしても通い続けることができない、という人もいるでしょう。
英会話スクールに通い始めるとき、私たちは「テンションが上がっている状態」と言えるでしょう。英会話を続けるのに、ずっとそのテンションでいることは大変です。問題は英会話へのモチベーションが落ちたとき、テンションが下がったときに、どうやって英会話を続けていくか、ということです。
例えば、英会話スクールに通うことが、とてもおっくうで、家でのんびりとしたい、という場合には、たとえ5分であっても教育テレビの英会話番組を視聴したりテキストを見直したりする。それだけでも「毎日、続けていた」ということは、再び英会話への意欲がわいてきた時に、大きなプラスになります。
まったく英会話に触れていなかった時期がある、という場合には、再び学習意欲に火をつけるのが困難になります。
このように、英会話を続けるためには「続けたくなくなった時にどうするか?」を考えることが大切なのです。